高橋英樹 作品
Hideki TAKAHASHI Works
稜薄 りょうはく 「 土から生まれ色づき綻ぶ 」
慎重に削り出した薄いエッジが特徴のフレーム。
そこから生まれる緊張は見る人に特別な印象を感じさせ、高低から解放されたフラットな作品は、空間に新しい関係性と独特な視覚を作り出しているように思います。
稜薄 りょうはく 「 彩氷・霙または爽雲 」
慎重に削り出した薄いエッジが特徴のフレーム。
存在感の薄さ。 切取った緊張感。 色の表現力。 それらの重なりから起こる柔らかさと美しさがあります。
汀 migiwa
穏やかな波打ち際のように、モミの木の板を薄く削り込んでいます。ちょっと普通と異なる面白みは、留める金具・吊る金具など金属類を用いない仕様です。裏板は今ではあまり製作されないプロペラ式と呼ばれる形式を用いて、更に塗りを重ねて丁寧に仕上げています。
鵬雲 hoūn
~ 連なる門 続く石畳 明けの輝 古来より流れる祥雲 ~
鵬雲の意匠は、以前に私が彩雲に出会った時の感動を一つの物語的に仕上げたものです。
彫刻による半円状の外周。
一枚一枚嵌め込まれた回廊。
連なる明け星のレリーフ。
点の刻印で描かれた雲紋。
穏やかに仕上がった総柄模様の枠は、この物語がどこの国のものか判別させない雰囲気を持っているように感じます。
この作品は枠の状態で仕上げしたものを、ご注文いただいた方の作品の深さに合わせて調整し完成させてお渡し致します。
オプションによるライナー・木枠・板パネルなどの制作も行っております。
作品名 … 鵬雲
仕様 … 洋金箔瑪瑙磨き仕上げ
枠内寸 … 461×319mm
枠幅 … 44mm
(こちらは1点もの作品となります)
二景寧金彩 nikeineikinsai
この金箔仕上げは、下地にボローニャ石膏をウサギの膠で溶いたものを塗り、つぎに箔下との粉を魚の膠で溶いて塗ります。
その上から水を用いて金箔を施し、瑪瑙で磨いてから部分的に金箔を研磨して下の色を浮かび上がらせる基本的な技法です。
製作工程はその時の感覚に委ねることが多く、いつも思いがけない個性との出会いがあり、そのあたりが香白圭の枠縁制作の時と違うところだと思います。
この作品は枠の状態で仕上げしたものを、ご注文いただいた方の作品の深さに合わせて調整し完成させてお渡し致します。
オプションによるライナー・木枠・板パネルなどの制作も行っております。
作品名 … 二景寧金彩
仕様 … 洋金箔瑪瑙磨き仕上げ
枠内寸 … 461×318mm
枠幅 … 49mm
(こちらは1点もの作品となります)
余情 yojou
この枠縁は、飾るものの雰囲気もしくは余韻と響き合うような意味をこめて「余情」と名付けました。
2種類の仕上げによるこの作品は、内側に作品との調和を意識した木染め木調仕上げ、外側にアンティークのような落ち着いた金箔仕上げで構成しており、和でも洋でもない趣きのある風合いに仕上げています。
この作品は枠の状態で仕上げしたものを、ご注文いただいた方の作品の深さに合わせて調整し完成させてお渡し致します。
オプションによる木枠・板パネルの制作も行っております。
作品名 … 余情 yojou
仕様 … ラワン・桧
木地渋染金彩仕上げ
枠内寸 … 531×367mm
枠幅 … 49mm
(こちらは1点もの作品となります)
十紋彫塗銀彩 (紅鳶) jumonhorinuriginsai (benitobi)
十紋彫塗銀彩 (墨鋼) jumonhorinuriginsai (sumihagane)
十紋彫染地 jumonhorisomeji
十紋彫染地 銀彩 jumonhorisomeji ginsai
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